産後は辛いよ〜赤ちゃんの理想と現実
病院ではスヤスヤと非常によく眠った娘。
助産師さんに「起こしてでもミルクを飲ませた方が良い」と言われるくらい静かに寝た。
お腹が空いた時は全ての力を振り絞り この世の終わりかのように泣き、ミルクを飲んで-時には十分飲んでなくても-寝た。
しかし、自宅に帰って状況は一変。
泣いて、泣いて、泣いて、泣きまくる。
現実の子育ては想像していた子育てとは全くもって違った。
1.「赤ちゃんかわいい」はウソ。
前から小さい子は苦手だった。他人の赤ちゃんをかわいいと思ったことはなかった。
母もそうだったらしい。でも自分の子はかわいいと言っていた。その言葉を信じて進んだ。
…違った。
眠っている時はしかめ面のビリケンさん、起きれば顔を真っ赤にして泣いて叫んで暴れる閻魔様をかわいいとは思えなかった。
乳を吸わせている時は愛おしさが込み上げてくる時もあったが基本「かわいくない時々イライラ」だった。
何で産んでしまったんだろうと後悔して、そんなことを考えてしまう自分を嫌悪し、望まれて産まれて出てくれた娘への罪悪感に胸が軋んだ。
生後3ヶ月になった頃、旦那に過去の話として伝えたら、旦那も「あの頃は赤ちゃんじゃなくてお猿さんだった」と一定の共感?が得られた。ネットでも「かわいいと思えない」人が一定数いて安心した。
生後4ヶ月の今になって漸く「かわいい時々かわいくない」になったのだから先は長い。
2.「新生児期は16〜18時間眠る」はウソ。
とにかく赤ちゃんのお世話が下手くそな私。
16時間なんて夢のまた夢。
びよログで記録していた睡眠時間は12時間を切ることもザラ。
眠いのなら寝たらいいのに。赤ちゃんは眠り方を知らないらしい。そんなバカな!眠すぎて眠れないって、!!
ようやく眠ることに慣れたのは生後3ヶ月頃。それでも平均15時間/日程度。
眠いから寝る、こういう風に生まれてこないのはバグ仕様なのではないかとつくづく思う。
3.「泣き声に種類がある」のウソ
「赤ちゃん 泣き声 種類」でググると赤ちゃんの泣き方には5種類あるという記事が出てくる。
なんて素敵な!と感動した私は娘の泣き声に耳を傾けた。
…が、わからん!全部一緒!!
新生児期は娘も自分が何を感じているのかわかっていないのか、声の出し方が未発達なのか、記事に載っていた5種類とは程遠かった。
生後1ヶ月に入る頃、げっぷの時は猫が踏まれたような声を出したが、その音も日が経つにつれて変わった。
生後2ヶ月に入る頃にメンタルリープの大嵐に突入。その後から少し泣き方に違いが出るようになった、、ような気がする。
記事のような5種類の泣き方を区別できるようになったのは4ヶ月になった頃。
状況別に違う声を出すのと、音の出し方は似ているけれど個性が入るみたいで、最近の娘のお腹空いたは「エエー、エッ」だ。
4.オムツ濡れて泣くもウソ?
娘は生まれてこの方紙おむつ一筋。店頭で一番安い物を使っている。
読んだ育児書には赤ちゃんが泣いたらオムツ、室温、お腹が減っていないかチェックとあった。
でも近年の紙おむつが優秀なのか、オムツが濡れたところで泣かないし、泣いている時にオムツを交換しても泣き止みはしない。
生後2〜3ヶ月くらいまではオシッコを出す前に泣いて、出した後は抱っこであやせばケロリとしていた。
背中からウンチが漏れて服を汚してもどこ吹く風。長く寝た後にパンパンになるくらいオムツが濡れていても涼しい顔をしている。
オムツが濡れて不快で泣くのは布オムツの話なのかもしれない。
生後4ヶ月になった今だから割と余裕が出てきたものの、生後2ヶ月まではひたすら泣いて眠らない娘相手に疲れ果て、へとへとの毎日だった。
育児書通りにはいかない。
もう1人、またはもう一回生まれたてから育てる時はきっともっと上手くいく、、、よ、ね?